2020年12月19日 自然と共生する持続可能な都市を目指して~相模・武蔵・下総・上総の防災・多自然都市づくり

日時:20201219日(土)1330分~1630

参加者:50名(内訳:Co-Saten会場12名(登壇者含む)、市原市役所会場(市職員)5名、オンライン33名)

 

【プログラム】

第1部 事例報告

「真間川流域における総合治水対策・市民協働の川づくり」市川緑の市民フォーラム事務局長 佐野郷美 氏

 

「市原市の現状と課題」市原市役所 企画部長 高澤良英 氏

 

「流域思考3題 ① 鶴見川流域総合治水 ② 鶴見川多自然流域づくり ③ 流域思考の小網代保全」

慶応義塾大学名誉教授・NPO法人 鶴見川流域ネットワーキング 代表理事 岸由二 氏

 

第2部 シンポジウム コーディネーター 東邦大学 理学部 教授 長谷川雅美 氏

 

 

2019年、『「奇跡の自然」の守りかた 三浦半島・小網代の谷から』(岸由二・柳瀬博一著、ちくまブリマー新書、2016年)に感銘し、現地を訪れました。源流から河口まで1.2キロの川の流域の森がまるごと守られ、岸先生たちのNPO法人によって森や川の湿原の「手入れ」が続けられています。小網代のほか、鶴見川流域も「流域思考」による実践です。市原市生物多様性戦略協議会委員 長谷川雅美先生(東邦大学)は、岸先生の大学院の後輩であったご縁で、「流域思考」を学び、交流する場として、本イベントを企画し、実現にご尽力くださいました。岸先生から、椎津川流域は30年前の鶴見川流域に似ていると嬉しい感想をいただいています。東京湾岸流域の交流がここから始まったとふりかえる日が来るよう、学び始めた「流域思考」を指針として、実践を進めてまいります。